なかざわひでゆき の毎日が映画&音楽三昧
「The Opposite Sex」 (1956)
ニューヨークのマンハッタン五番街。高級エステサロン「シドニーズ」は上流階級マダムたちの社交場となっており、美容とお洒落と噂話に余念のないセレブ女性が毎日やって来る。ある日、お喋りなネイリストのオルガ(アリス・ピアース)が、さらに輪をかけてお喋りな常連客シルヴィア(ドロレス・グレイ)に、とある噂話を漏らしてしまう。ブロードウェイの大物プロデューサー、スティーヴン・ヒリヤード(レスリー・ニールセン)が、無名だが野心的なコーラスガールのクリスタル・アレン(ジョーン・コリンズ)と浮気をしているというのだ。これに目を輝かせたシルヴィアは、イーディス・ポッター(ジョーン・ブロンデル)ら社交界の友達に、この噂を広めまくる。なぜなら、ヒリヤード夫人のケイ(ジューン・アリソン)は誰もが知る元トップ歌手で、なおかつシルヴィアたちの社交界仲間だったからだ。
ケイ本人に教えたくてムズムズするシルヴィアは、普段あまり「シドニーズ」を利用しないケイにオルガを紹介する。目の前にいる女性がヒリヤード夫人とは知らず、例の噂話をペラペラと喋ってしまうオルガ。大きなショックを受けた彼女は、大親友の有名作家アマンダ(アン・シェリダン)とバミューダへ旅行に行く。そうと知ったクリスタルはヒリヤード夫妻の娘デビー(サンディー・デッシャー)に取り入り、スティーヴンとの距離を縮めようとする。狭いアパートでの貧乏暮らしにうんざりしていた彼女は、なんとしてでもスティーヴンを横取りしてやろうと考えていたのだ。
やがてケイが主催するチャリティ・ショーが開催され、偶然にもクリスタルがコーラスガールのひとりとして雇われる。シルヴィアに指摘されて彼女がクリスタルだと知ったケイは、娘にだけは近づくなとクリスタルに宣戦布告するものの、自らの若さと美貌に絶大な自信を持つクリスタルにプライドを傷つけられてしまう。そればかりか、噂話はゴシップライターの耳にも届き、でかでかと三面記事のネタにもなってしまう。もはや耐えられなくなったケイは、離婚手続きをするためネバダ州のリノへ行くこととなる。
リノへ向かう道すがら、同じく離婚希望者のラヴァリエ伯爵夫人(アグネス・ムーアヘッド)やグロリア(アン・ミラー)と親しくなったケイは、ルーシー(シャーロット・グリーンウッド)が経営する離婚女性専用ホテルへ宿泊。女好きのハンサムなカウボーイ、バック(ジェフ・リチャーズ)に言い寄られるも断り、無事に裁判所への離婚届を終える。一方、噂を広めたシルヴィアも夫の浮気で離婚することに。その浮気相手がグロリアと知って怒り狂うシルヴィアだったが、バックに一目惚れして再婚することとなる。
それから数か月後、歌手として華々しくカムバックしたケイは、娘デビーからスティーヴンと再婚したクリスタルがバックと浮気していることを知り、愛する人を取り戻すための作戦を実行に移す…。
<作品レビュー>
ジョージ・キューカー監督による女性映画の傑作『The Women』('39)のリメイクである。ファッションとエステとゴシップに目がない、暇を持て余した上流階級のセレブ女性たちを主人公に、友達グループの中心人物である年増の超リッチなマダムと玉の輿を狙う野心的な若いデパートガールが、前者の旦那を巡って女の意地を賭けた壮絶バトルを繰り広げる。ノーマ・シアラーにジョーン・クロフォードにロザリンド・ラッセルという超豪華な顔ぶれを揃え、女同士の激しい嫉妬と足の引っ張り合い、笑顔で背中から刺す社交界の偽善ぶりを辛辣な毒舌ユーモアで描いたコメディ『The Women』は、総勢130名の出演者が一人残らず女性で、なおかつ原作と脚本を書いたのも女性という話題性も手伝い、当時は爆発的な大ヒットを記録した。しかし、戦争の影が忍び寄る'39年の映画ということもあって日本では劇場未公開に終わり、現在に至るまでテレビ放送はおろかビデオ発売もされていない。
そのリメイクに当たる本作だが、最大の違いは'39年版がモノクロ(一部カラー)であったのに対して全編メトロカラー、女性キャラをメインにしつつも今回は男性キャラを大量投入、なおかつショービズ界を絡めたためミュージカル・シーンを盛り込むことが出来たことだろうか。なにしろ、'50年代といえばMGMミュージカルの全盛期。ちょうど当時は『フィラデルフィア物語』のミュージカル版リメイク『上流社会』('56)が大ヒットしたばかりだったので、『The Women』もミュージカル仕立てでリメイクをとMGM制作陣が考えたとしても不思議ではなかろう。
舞台は大都会ニューヨークのマンハッタン五番街。上流階級のマダム御用達の高級エステサロン「シドニーズ」で、ちょっとしたスキャンダル騒動が勃発する。ブロードウェイの大物製作者スティーヴン・ヒリヤード(レスリー・ニールセン)が、無名の若いコーラスガール、クリスタル・アレン(ジョーン・コリンズ)と浮気しているというのだ。お喋りな事情通のネイリスト、オルガ(アリス・ピアース)からその噂を聞いた常連客シルヴィア(ドロレス・グレイ)は、それきた!とばかりにイーディス(ジョーン・ブロンデル)をはじめとするマダム仲間たちに噂を広めまくる。なにしろ、スティーブンの妻ケイ(ジューン・アリソン)はセレブ女性グループの中心的な存在で、なおかつ良妻賢母の鑑みたいな淑女だったからだ。そんな彼女が夫に浮気されている。これ以上美味しい話はなかろう。
かつて有名な人気ジャズ歌手だったケイは、軍隊の慰問公演で知り合ったスティーブンと結婚して芸能界を引退、一人娘デビーを育てながら忙しい夫を支えてきた。お洒落や美容に余念のない社交界の女友達とは違って、裕福ながらも質実剛健を信条とする慎ましい女性だ。そんな彼女に意地の悪いシルヴィアは「シドニーズ」へ行くことを勧め、わざわざネイリストのオルガを紹介する。相手がヒリヤード夫人と知らないオルガは、いつもの調子で例の噂話をペラペラ。そこで初めて夫の浮気を知ったケイは大きなショックを受け、気持ちを落ち着けるため親友の女流作家アマンダ・ペンローズ(アン・シェリダン)と共にバミューダの避暑地へと出かける。
一方、夫人の留守を知ったクリスタルはスティーヴンに猛アタック。わざわざ幼いデビーに接近して、家庭的な女性ぶりをアピールする。狭いアパート暮らしの貧乏な下積み生活に嫌気の差した彼女は、なんとしてでも玉の輿に乗ってやろうと考えていたのだ。その後、ケイの主催するチャリティ・ショーがブロードウェイのヘレン・ヘイズ劇場で開かれ、皮肉にもコーラスガールのひとりとしてクリスタルが出演する。シルヴィアから彼女がクリスタルだと教えられたケイは、夫を口説くのは構わないけれど娘には近づくなと忠告。彼女なりの宣戦布告だったが、しかし若さと美貌に自信満々のクリスタルは一切ひるむことなく、反対にケイの自尊心を傷つけてやり込めてしまう。しかも、スキャンダルの噂はゴシップライターの耳にも届き、新聞記事にまで取り上げられてしまった。もはや我慢の限界に達したケイはスティーブンとの離婚を決意する。
離婚届を出すためネバダ州のリノへと向かうケイ。大半の州で同意のない離婚が認められなかった当時のアメリカにあって、6週間滞在すれば相手の同意がなくとも離婚が出来るリノは離婚希望者のメッカだった。その途中で、華麗なる離婚遍歴を誇る自由奔放なラヴァリエ伯爵夫人(アグネス・ムーアヘッド)や不倫相手と再婚するため離婚を希望するグロリア(アン・ミラー)と意気投合したケイは、彼女たちと一緒に離婚仲介人ルーシー(シャーロット・グリーンウッド)が経営する長期滞在型ホテルに宿泊することに。女たらしのハンサムなカウボーイ、バック(ジェフ・リチャーズ)に言い寄られて迷惑したり、噂を広めたシルヴィアが自身も夫の浮気を知って離婚するためリノへやって来たり、しかもそのシルヴィアの旦那の浮気相手がグロリアだと発覚して大喧嘩になったりと、いろいろな騒動がありつつも無事に離婚届を提出したケイ。それでもなお後ろ髪を引かれる想いの彼女だったが、スティーヴンがクリスタルと再婚すると知って心の整理がつく。
それから数か月後。娘デビーを引き取ったケイは歌手として華々しくカムバックし、シルヴィアは再婚相手の若くてハンサムなバックを周囲のマダムたちに自慢していた。2人はすっかり疎遠となり、シルヴィアはクリスタルとつるむように。ところが、早くも結婚生活に飽きてしまったクリスタルは、夫スティーヴンよりも新鮮で魅力的なバックと秘かに不倫をしていた。それを知ったケイは、娘の父親でもある最愛の男性を取り戻すべく、大胆な作戦を実行に移すのだった…。
というわけで、ストーリーの大筋は'39年版を踏襲しているものの、全体的にキレが悪くてテンポのもたついた印象のリメイク。やはり、'39年版および原作の舞台劇版ではセリフで言及されるだけだった男性キャラクターたちを一斉に登場させ、さらに本筋とはあまり関係のないミュージカル・シーンを幾つも挿入したことで、女の意地とプライドを賭けた恋愛バトルの小気味よさがトーンダウンしてしまったことは否めないだろう。しかも、'39年版の面白さというのは、お喋り好きで噂好きで歯に衣着せぬ物言いの女性たちによる、本音と建て前を巧みに使い分けた辛口で大胆でウィットに富んだ会話のキャッチボールを、スピーディかつ畳みかけるように繰り広げていくスリリングな展開に依るところが大きかったのだが、本作はその流れをあちこちでブツ切りにしてしまっている。その結果、女性の側から見た恋愛や結婚の真理が本作では曖昧となってしまい、よくある昼メロ的なよろめきドラマになってしまったように思える。
さらに、主人公のケイ('39年版ではメアリー)およびライバルのクリスタルのキャスティングにも不満が残る。中でも、ジューン・アリソンのケイ役は正直言ってミスキャストだ。'39年版でMGMの女帝ノーマ・シアラーが演じたメアリーも確かに淑女ではあれど、しかしそこは社交界に君臨する筋金入りのセレブマダムゆえ、人前では決して弱みを見せない精神的な強さを持ったタフな女性で、なおかつ堂々たる立ち振る舞いのエレガントで誇り高いレディだった。だが、これを『グレン・ミラー物語』('54)などの親しみやすい良妻賢母のイメージが強いジューン・アリソンが演じると、どうしても中流階級の平凡な奥様にしか見えなくなってしまう。実際、本作のケイはナイーブかつ小市民的な女性で、夫の浮気を聞かされるとあからさまに取り乱すわ、クリスタルとの直接対決でも彼女の挑発にまんまと乗せられて玉砕するわといいところなし。その凡庸さや無防備さで観客の同情を買おうという脚本家チームの目論見なのかもしれないが、どうも見ていてイライラしてしまう。'39年版メアリーのように闘う女のカッコ良さがないのですよ。
一方のクリスタルを演じるジョーン・コリンズだが、こちらは'39年版のジョーン・クロフォードに負けず劣らずのビッチぶりを披露するものの、しかし狙った獲物に食らいついたら決して離さない肉食系女の凄みはクロフォードの方に軍配が上がる。これはやり女優としての格というか、自身がリッチな男たちを踏み台にして無名のコーラスガールから映画スターへと成り上がったクロフォードのタフな人柄が、そのままキャラクターに現れているのだろう。その点、ジョーン・コリンズのクリスタルは単なる小生意気な小娘にしか過ぎず、演じる本人の品の良さがどうしても滲み得てしまうのだ。
また、2時間以内に収めるため女同士の人間関係をコンパクトにする必要があったのだろうとは思うのだが、舞台版および'39年版で年長者の知恵を授けてヒロインを導く存在だった賢い母親と、友達グループの中で唯一の良識人だった独身の女性記者ナンシーを脚本から削り、両者の役割を女流作家アマンダ・ペンローズというオリジナル・キャラクターに集約させたのも、ある種のフェミニズム的なドラマ性が薄味になってしまった大きな要因と言えるだろう。ただし、お喋りで出しゃばりで見栄っ張りな性格ゆえに社交界の平穏をかき乱してしまうシルヴィア役のドロレス・グレイは、そのドラァグ・クィーンの如きド派手ないで立ちといい、まるっきり空気を読まない図々しいキャラクターといい、'39年版のロサリンド・ラッセルとはまた違った面白さがあって痛快。2度のトニー賞に輝くミュージカル界の大物女優だったグレイは、ブロードウェイの舞台を活動の拠点としていたため、映画への出演が極めて少なかったのは惜しまれる。
そんなわけで、'39年のジョージ・キューカー版と比べるとどうしても見劣りがしてしまう作品だが、しかしゴージャスでカラフルな美術セットや女優陣の華麗なるファッションには目を奪われるし、MGMの新旧スターを総動員したオールスターキャストの豪華な顔ぶれにもワクワクさせられる。口は禍の元なネイリストのオルガをテレビ『奥さまは魔女』の初代クラヴィッツさん役で有名なアリス・ピアース、クリスタルのルームメイトで踊り子仲間のパットを『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』('56)のキャロリン・ジョーンズが演じるなど、出番の少ない脇役まで馴染みの顔が揃う。そうそう、『奥さまは魔女』と言えば、エンドラ役のアグネス・ムーアヘッドも恋愛に生きる自由奔放な伯爵夫人役で顔を出していたっけ。とりあえず'39年版を見たことがない人であれば、それなりに楽しめる映画だとは思う。
評価(5点満点):★★★☆☆
参考DVD情報(アメリカ盤)※オンデマンドDVD-R
カラー/ワイドスクリーン(2.35:1)/音声:2.0ch Dolby Digital/言語:英語/字幕:なし/地域コード:ALL/時間:116分/発売元:Warner Home Video
特典:なし
by nakachan1045
| 2021-01-16 05:25
| 映画
|
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