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なかざわひでゆき の毎日が映画&音楽三昧


映画/海外ドラマライターの「なかざわひでゆき」による映画&音楽レビュー日記
by なかざわひでゆき
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「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger (1977)

「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_09200109.jpg
監督:サム・ワナメイカー
製作:チャールズ・H・シュニーア
   レイ・ハリーハウゼン
原案:ビヴァリー・クロス
   レイ・ハリーハウゼン
脚本:ビヴァリー・クロス
撮影:テッド・ムーア
特撮:レイ・ハリーハウゼン
音楽:ロイ・バッド
出演:パトリック・ウェイン
   タリン・パワー
   マーガレット・ホワイティング
   ジェーン・セイモア
   パトリック・トラウトン
   カート・クリスチャン
   ナディム・サワラ
   ダミアン・トーマス
アメリカ・イギリス合作/113分/カラー作品




「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_18564219.jpg
レイ・ハリーハウゼンによる特撮ファンタジー映画「シンドバッド(もしくはシンバッド)三部作」の最終章である。前作『シンドバッド黄金の航海』('73)がハリーハウゼン映画史上最大のヒットを記録したことから、この勢いに乗って同じ路線を踏襲するべきだと考えたハリーハウゼンと盟友チャールズ・H・シュニーア。ただし、いわゆる続編という形でストーリーを繋ぐのではなく、独立した単体作品としてキャストも設定もリセットすることにする。その理由は単純で、前作のアウトラインから削除された「猿に姿を変えられてしまった王子」というプロットを活かして、別の新たな物語を作れるのではないかと予てから考えていたのだそうだ。ハリーハウゼンによる15ページのアウトラインが完成したのは'74年の5月。さらにそれを『アルゴ探検隊の大冒険』('63)でも組んだ脚本家ビヴァリー・クロスが膨らませ、実に1年以上をかけて脚本を仕上げた。
「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_18591043.jpg
これまでの「シンドバッド映画」との最大の違いは、いわゆる神話や伝説の要素をなるべく排除したこと。その結果、ケンタウロスやサイクロプス、ドラゴンにセイレーンなど空想上の怪物や精霊たちは影をひそめ、巨大なセイウチやサーベルタイガー、ネアンデルタール人にヒヒなど実在の生物をもとにしたクリーチャーが登場することとなった。一応、ギリシャ神話における半人半牛の怪物ミノタウロスを基にしたミナトンというキャラも出てくるが、しかしあくまでも魔術で命を吹き込まれた機械仕掛けの銅製ロボットである。これまでにないSF的要素だ。そういえば、『シンバッド七回目の航海』('58)で話題になった動く骸骨の進化系みたいな餓鬼グールの造形も、どことなく『H・G・ウェルズのSF月世界探検』('64)に出てきたエイリアンを彷彿とさせる。そもそも、北極圏の氷に閉ざされた大陸に存在する古代文明を目指して旅をするというプロットなど、アラビアンナイトというよりもヘンリー・ライダー・ハガードやエドガー・ライス・バローズのSF冒険小説の世界だ。成功した前作の路線を継承しつつも、なるべく違ったことをやりたいというハリーハウゼンのチャレンジ精神が感じられるだろう。
「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_18573514.jpg
アラビアの王国シャラック。新たにカリフとなるカシム王子(ダミアン・トーマス)の戴冠式が行われようとしていたところ、そのカシム王子が魔法によってヒヒに変えられてしまう。犯人は継母ゼノビア(マーガレット・ホワイティング)。実は黒魔術を操る邪悪な魔女であるゼノビアは、実子ラフィ(カート・クリスチャン)を次のカリフにするべくカシム王子に呪いをかけたのだ。それから数日後、バグダッドの王子である船乗りシンドバッド(パトリック・ウェイン)が、仲間と共にシャラックの港へと到着する。予てから愛し合っているファラー姫(ジェーン・セイモア)との結婚を、その兄である親友カシム王子に認めてもらうためだ。ところが、なぜか都には夜間外出禁止令が敷かれていて中へ入ることが出来ない。商人を名乗る若者のテントで一夜を過ごすことにしたシンドバッドたち。しかし、その若者の正体は他でもないラフィだった。ワインに毒を混ぜてシンドバッドたちを皆殺しにしようとするラフィ。間一髪で反撃に出たシンドバッドだったが、そこへ現れた魔女ゼノビアが魔法で蘇らせた3匹の餓鬼グールに襲われる。なんとかグールどもを倒したシンドバッドは、物陰に隠れていたファラー姫と共に船へと戻るのだった。
「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_18575404.jpg
ファラー姫から詳しい事情を聞いたシンドバッド。7ヶ月以内にカシム王子を元の姿に戻さねば、カリフの座をラフィに奪われてしまう。そこでシンドバッドは、伝説の錬金術師メランシアス(パトリック・トラウトン)ならば呪いを解く方法を知っているに違いないと考え、ファラー姫やヒヒとなったカシム王子を連れてメランシアスの住むギリシャのカスガル島を目指して航海に出る。一方、シンドバッドたちが出航したことを知った魔女ゼノビアもまた、息子ラフィと機械仕掛けの従者ミナトンを連れて彼らの後を追う。やがてカスガル島へと到着したシンドバッド一行は、メランシアスとその娘ディオーネ(タリン・パワー)と面会し、氷河に覆われた幻の大陸ヒュペルボレイオスに存在する、失われた民族アリマスピの神殿に呪いを解くヒントがあると教わる。シンドバッドはメランシアスとディオーネを仲間に加え、極北を目指して再び旅を続けることに。しかし、その行く手を邪魔すべく魔女ゼノビアが策略を張り巡らす…。
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冒頭でも述べたように前作が大ヒットを記録したおかげで、コロムビア映画より350万ドルというハリーハウゼン映画史上最大の予算を与えられた本作。なるほど確かに広大な砂漠地帯から極寒の豪雪地帯までを舞台にした映像のスケールはかつてきなく大きい。実際、実写シーンは従来のアビラやトレドなどのスペイン各所はもとより、シンドバッドらが北極の氷原を横断するシーンはピレネーのピコス・デ・エウロパ、錬金術師メランシアスが隠遁するカスガルのシーンはヨルダンのペトラ遺跡、シンドバッドの船やヒュペルボレイオスの神殿などの屋外セットはマルタ島といった具合に世界各地で撮影されている。ただし、ピレネーとヨルダンのロケはキャスティングが決まる前に行われたため、ロングショットで映っている登場人物はいずれも代役。クロースアップシーンでは、俳優とロケ映像を移動マット合成しているのが一目瞭然だ。よく見ると衣装の色まで違うことが確認できるだろう。北極の氷原シーンで合成する俳優の芝居は地中海のマルタ島で撮影されたため、ファラー姫役のジェーン・シーモアはビキニの上に分厚い毛皮コートを羽織っていたそうだが、それでも撮影では汗まみれになってしまったそうだ。
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いずれにせよ、従来に比べると潤沢な予算が準備されていた本作だが、しかしそれにも関わらず過去作よりも小ぢんまりした地味な印象を受ける。その最大の要因は、やはりモンスターのキャラクターに魅力が乏しいことにあるだろう。先述したようにセイウチやヒヒなど実在する生き物をベースにしているため、過去作のような空想上のモンスターに生命が吹き込まれて動き出すというワクワク感がないのだ。最初に出てくる3匹の餓鬼グールとの剣戟合戦も、『アルゴ探検隊の大冒険』の骸骨軍団を見た後では全く新鮮味がない。角を持つ巨大なネアンデルタール人トロッグの感情表現豊かな芝居は、レイ・ハリーハウゼンにしか成し得ない高度な人形アニメ演技の真骨頂ではあるが、これもまたサイクロプスやケンタウロスの延長線上に過ぎないと言えよう。クライマックスのサーベルタイガーとトロッグの激闘も、残念ながら前作におけるグリフォンとケンタウロスの戦いの焼き直しという印象が否めない。ハリーハウゼン自身が後に「わたしにとって不本意な映画のひとつとなってしまった」と振り返っているのも納得である。
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さらに付け加えると、魔女ゼノビアという敵キャラをストーリー上で十分に活かしきれなかったことも惜しまれる。もともとこの役柄はコーラル・ブラウンやヴィヴェカ・リンドフォースといった名女優を想定して書かれ、実際に大女優ベティ・デイヴィスにオファーしたもののギャラの金額が折り合わず、最終的にシェイクスピア劇で有名な舞台女優マーガレット・ホワイティングが選ばれたのだが、この大胆で邪悪で欲深い魔性の女をさながらマクベス夫人のごとく人間味たっぷりに演じたホワイティングの功績は高く評価されるべきだろう。ただ、いかんせん悪事の詰めがことごとく甘い(笑)。シンドバッドたちの後を追ってカスガル島に辿り着いたはいいがオールが壊れて上陸すらできず、探りを入れるため魔法でカモメに変身してシンドバッドの船に忍び込めばアッという間にバレて捕まってしまう。その詰めの甘さは、まるでドロンジョ様みたいである。ストーリーをサクサクと進めるためにあえて悪役を卑小化したのかもしれないが、結果的として前作『シンドバッド黄金の航海』の魔術師クーラほどの脅威となり得なかったことには物足りなさが残るだろう。やはり、この手のストーリーは悪者が手強ければ手強いほど面白くなるのだから。
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実写パートの演出を担当したのは『寒い国から来たスパイ』('65)や『さすらいの航海』('76)などでお馴染みの名優サム・ワナメイカー。'50年代に赤狩りを逃れてイギリスに拠点を移し、俳優のみならずシェイクスピア劇の演出家としても功績を残した彼は、特撮映画において薄っぺらいと評されがちな役者の芝居を演出するには最適な人物だと考えられたようだ。シンドバッド役には前作のジョン・フィリップ・ローに代わってジョン・ウェインの息子パトリック・ウェイン。さらに、タイロン・パワーの娘タリン・パワーがヒロインのディオーネを演じる。誰もが知る往年の大物俳優の二世スター同士の顔合わせは、俳優としての実力ではなく話題性を当て込んで選ばれた。それでも父親よりハンサムで精悍なルックスのパトリックはシンドバッドのイメージにピッタリだし、明らかに演技力不足なタリン・パワーも容姿の美しさでは抜きん出ている。なお、ファラー姫役のジェーン・シーモアによると、当初はパトリック・ウェインと彼女のダブル主演だったはずが、いつの間にかタリン・パワーが主演女優としてキャスティングされていて驚いたそうだ。
「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_18585180.jpg
とはいえ、やはり実質的なヒロインはジェーン・シーモアが演じるファラー姫である。撮影当時('75年夏)のシーモアは『007/死ぬのは奴らだ』('73)のボンドガール役で注目されたばかり。本作では珍しく水浴びシーンのヌードにも挑んでいる。また、錬金術師メランシアスには『ドクター・フー』の2代目ドクターとして知られるパトリック・トラウトン。彼は『アルゴ探検隊の大冒険』にも預言者ピネウス役で出ていた。そういえば、魔女ゼノビアの息子ラフィ役のカート・クリスチャンも、前作『シンドバッド黄金の航海』で商人のドラ息子ハローンを演じていたっけ。カシム王子役のダミアン・トーマスは、ハマー・ホラー『ドラキュラ血のしたたり』('71)の吸血鬼カルンシュタイン伯爵役で有名。ちなみに、機械仕掛けの怪物ミナトンはストップモーションと実写を使い分けているのだが、その実写シーンで中に入っているのがピーター・メイヒュー。そう、『スター・ウォーズ』シリーズのチューバッカである。
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かくして'77年のサマーシーズンに世界中で一斉に封切られた本作は、前作ほどではないにせよ興行収入2000万ドルという大ヒットを記録したものの、しかし批評家からも映画ファンからも評判はあまり芳しくなかった。それはモンスターの魅力不足や脚本の詰めの甘さも然ることながら、やはり最大の要因は同時期に公開された『スター・ウォーズ』だったと言えよう。古式ゆかしいストップモーション・アニメを使った本作は、映画の特撮技術に革命をもたらした『スター・ウォーズ』と比べると、どうしてたって見劣りしてしまうのだ。これはある意味で、世代交代を象徴するような出来事だったとも言えよう。その後、ハリーハウゼンとシュニーアの2人は「シンドバッド」シリーズ第4弾として、シンドバッドが火星を目指して宇宙を旅するSFアドベンチャー「シンドバッド火星へ行く」を企画するものの、ストーリーが上手くまとまらずに頓挫している。
「シンドバッド虎の目大冒険」 Sinbad and the Eye of the Tiger  (1977)_f0367483_18571520.jpg
評価(5点満点):★★★☆☆

参考ブルーレイ&DVD情報(イギリス盤)
ブルーレイ
カラー/ワイドスクリーン(1.85:1)/1080p/音声:5.1ch DTS-HD Master Audio・1.0ch リニアPCM/言語:英語/字幕:英語/地域コード:ALL/時間:113分
DVD
カラー/ワイドスクリーン(1.85:1)/音声:5.1ch Dolby Digital・1.0ch Dolby Digital/言語:英語/字幕:英語/地域コード:ALL/時間:113分
発売元:Powerhouse Films/Columbia Pictures
特典:レイ・ハリーハウゼンの音声インタビュー('81年制作・約85分)/女優ジェーン・シーモアのインタビュー('17年制作・約12分)/レイ・ハリーハウゼンとジョン・ランディスの対談('95年制作・約12分)/ドキュメンタリー「The Harryhausen Chronicles」('98年制作・約58分)/音楽スコア独立再生機能/オリジナル劇場予告編/イメージ・ギャラリー



by nakachan1045 | 2022-02-07 19:03 | 映画 | Comments(6)
Commented by na at 2022-04-05 22:13 x
①映画でのミナトン誕生シーンは、ゼノビアが機械の心臓を入れる場面だけですが、ハリーハウゼンはミナトンが製造される過程をもっと緻密に描きたいと考えていたらしいです。『フランケンシュタイン』の創造シーンと『ダンテの地獄篇』をイメージしていたそうです。
地下の地獄のような場所で、ゼノビアが操るシャドーマンと呼ばれる人たち(ゾンビのような物)がミナトンを創造するシーンが絵コンテに残されています。

②また、ミナトンは悪の手先として、映画の中ではもっと重要な役割を演じるはずだったキャラクターでした。映画のクライマックスでは、サーベルタイガーとトロッグが戦いましたが、最初の予定ではミナトンがトロッグと戦う予定でした。
しかしストーリーを煮詰めていく中で、サーベルタイガーとトロッグを戦わせるのがベストだという事になり、ハリーハウゼン自身もそう考え、結局ミナトンは映画の終盤に自滅に近い形で姿を消す事になってしまいました。

③映画でも屈指の印象的なシーンになったと思うのでミナトン誕生シーンは絵コンテ通りにした方が絶対良かったと思います。

④当初の予定通り映画のクライマックスはミナトンとトロッグの戦いにした方が絶対に良かったと思います。ストップモーションによる人型のモンスター同士の戦闘シーンがある映画は他にないので(少なくとも当時としては)斬新な戦闘シーンになったと思いますし、前作におけるグリフォンとケンタウロスの戦いの焼き直しという印象を持たれることは絶対なかったでしょうし。

⑤ハリーハウゼンはもともと巨大な二角の先史時代のサイのような生き物であるアルシノイテリウムを映画に登場させるつもりだったらしいです。登場シーンは「主人公と会う前にトロッグと戦い、トロッグを倒すも捕らえられ、ホットタールのプールで死ぬ。」という内容だったそうです。
アルシノイテリウムも登場させたらさらに面白くなったと思います(トロッグをアルシノイテリウムと戦って倒される個体とファラー姫たちと行動を共にする個体の2体を登場させれば問題ないですし)。

⑥シンドバッドたちが北極で戦うのは最終的に巨大なセイウチになりましたがハリーハウゼンのアイディアでは他にもイエティやケナガマンモスが検討されていたようです。セイウチではなく、イエティやケナガマンモスだった場合でも面白いシーンになっていたと思います。
Commented by nakachan1045 at 2022-04-08 06:35
> naさん
手元にある「レイ・ハリーハウゼン大全」を読み返すと、本作はハリーハウゼン的にも悔いが多く残る作品だったようですね。確かに、サーベルタイガーVSトロッグだと前作のグリフォンVSケンタウロスと大して印象が変わらないので、ミナトンVSトロッグの方が新鮮味もあったかもしれません。冒頭に出てくるグールもそうですが、この映画は全体的にクリーチャーの魅力がいまひとつだったように思いますね。
Commented by na at 2022-04-08 07:38 x
この映画はシンドバッドの映画ではなく。ファラー姫とディオーネが主人公のシンドバッドが登場しない映画で良かったと思います。
だってこの映画のシンドバッドはキッカケ作りと部下の運用ぐらいしかしていませんし。
Commented by nakachan1045 at 2022-04-24 23:46
> naさん
確かにシンドバッドなしでも成立する話ですが、やはり「シンドバッド」シリーズが当たっていたので、プロモーション戦略を考えると「シンドバッド」シリーズにするのが無難だったのかもしれませんね。こればかりは仕方ないかなとも思います。
Commented by na at 2023-10-22 14:48 x
シンドバッドたちが北極で戦うのは最終的に巨大セイウチになりましたがハリーハウゼンのアイディアでは他にも雪男やマンモスが検討されていたようです。シンドバッドとその部下たちVS巨大セイウチとの戦闘シーンも面白いですがシンドバッドたちが戦う相手が雪男やマンモスだった場合でも面白い映像になっていたと思います。
ひでゆきさんはどう思いますか?

シンドバッドたちと雪男が戦っている場面の絵コンテ(1枚目と2枚目の画像)
https://twitter.com/5y3xMvjtOtW9gtI/status/1715951519282180513
Commented by nakachan1045 at 2023-10-25 03:12
> naさん

そうですね、ハリーハウゼンは雪男のアイディアを「楽しかっただろう」と語っていますが、自分も雪男と人間の戦いは迫力ある映像になったと思いますね。マンモスも悪くないけれど、セイウチよりも動きが鈍くなりそうですし(笑)。

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